【新築の後悔】吹き抜けのある家に1年住んで後悔したことと、吹き抜けリビングの間取りも紹介します!
吹き抜けのあるリビングの新築に住んで1年。ブログをスタートして吹き抜けの間取りや図面を調べて、ブログに訪問してくださる方が多いので、我が家の吹き抜けまくった家に住んでの「後悔」や「成功」したことをブログでご紹介したいと思います。
なぜ、吹き抜けでブログに訪れる人が多いのか・・理由は我が家の「吹き抜けリビングのある間取り」です。
こちらが2階の図面
紫の部分が吹き抜けです。リビングに吹き抜けが2か所もあるという、どんだけ吹き抜け好きなんだという図面・・(笑)
言い訳するわけじゃないんですが・・吹き抜けのある新築を建てたい!という希望は図面を書くまでありませんでした。おしゃれな家にしたいと図面を試行錯誤していたら、吹き抜けだらけの家になったわけで・・
まぁ言い訳はこの辺で。(笑)
我が家のメイン吹き抜けがあるリビングはこちら。
リビングが独立した空間になっていて、リビング全体が吹き抜けになっています。
吹き抜け部分の窓は、計4か所。写真に見える「横長の細窓」「腰壁窓」反対側の吹き抜け部分の窓が「掃き出し窓」になっています。
タイル側の窓も横長の細い窓です。
吹き抜け部分の窓は結構悩んだのですが、吹き抜けリビングの採用のきっかけになった、三井ホームのグリーンズモデルの吹き抜け窓を採用したかったのですが、モデルハウスみたく吹き抜け窓を大きくとると、「夏が暑くて大変」「周りの視界が気になる。」など・・
この吹き抜け窓は現実的じゃないと設計士の先生に言われました。
しかも、勾配天井に沿って窓をカットするので窓だけで100万円くらいだそうです。(泣)この吹き抜け窓素敵すぎます~。
予算も不可能なので先生の言うことを素直に聞き、今の吹き抜け窓で決着。さらに吹き抜けにカーテンがかかると台無しかな。と思い吹き抜けの窓にカーテンがなくてもいいように、曇りガラスを採用!
吹き抜けの窓は、後悔なし!
光が入ってリビングは明るいし、かといって暑い、まぶしいなどは感じません。曇りガラスなので、視界が気になることもなく、カーテンがないので掃除の心配もありません。吹き抜け窓は成功かな~と思ってます。
そしてもう一つの吹き抜けが、リビング背面にあるリビング階段の上が吹き抜けてます。
上からのぞくとこんな感じ。2~3畳くらいの吹き抜けです。
と、こんな感じで吹き抜けまくった我が家ですが、もちろん吹き抜けを採用するにあたって、後悔しないために、後悔や失敗点をブログなどで調べまくり、デメリットを極力なくす努力をして新築に挑みました。
|吹き抜けに後悔しないために行った3つの対策
①吹き抜けの寒さ対策「全館空調」
新築ブログを読み漁り、吹き抜けの後悔で一番多かったのが「寒さ」。わかっていたけど寒い。みたいなブログがほとんどだったので「全館空調」を採用しました。吹き抜けがなかったら、全館空調を採用しなかったと思います。さらに、最終見積の段階まで悩んだのが「床暖房」。これは、予算の関係で断念しましたが、今となってはあってもよかったかな~と少し後悔しています。
②吹き抜けの空気対策「シーリングファン」
吹き抜けがあると、空気の流れが上に行き空調の効きが悪くなるとのことだったので、設計士さんはいらないのでは・・と言っていた「シーリングファン」を採用しました。これは大正解。ファンを回すと、温度が明らかに変わるのが体感できるので、吹き抜けには絶対必要なアイテム!飾りかと思っていたが、実用性が高いです。
③匂い問題「間取り」
吹き抜けの家は、匂いが充満しやすいと後悔ポイントであったので、キッチンガスコンロや、犬トイレの位置や、空気の流れが起きにくい場所にしました。犬のトイレは大丈夫ですが、カレーを作れば2階で気づきます。これは・・失敗?比較できないので失敗かわかりませんが、生活に支障はないのでOkかな?
と・・
考えられる後悔をなるべく回避するべく対策を行いました。が!!それでも吹き抜けを採用した後悔はあります。
|吹き抜けの後悔
①音が響く
1階と2階の声が聞こえる。という後悔は、吹き抜けのデメリットとしてわかっていましたが、そこまで気にならないと判断していました。
が・・吹き抜けは音が反響する。吹き抜けのデメリットを書いたどのブログにもなかった・・・。
1階のリビングでテレビをつけると、音が響いて聞こえずらい。今までの音量にプラス10くらいしないと、何話してるかわからん。でも音をでかくすると2階がうるさい。ってことで、リビングでテレビを見る時は、字幕つけてテレビを見ています・・。
②光が漏れる。
1階でテレビを見ると、2階ホールの壁が光ります。子供にテレビの時間を制限しているので、2階で子供が遊んでいる時にこっそり1階でテレビを見ることができなくなりました。(泣)音と、光問題で、リビングでテレビを見るよりも、携帯でテレビを見る時間のほうが長くなったな・・。
③やっぱり吹き抜けは寒い
吹き抜けの寒さ対策として、全館空調を導入しましたが、やっぱり寒いです。冬にリビングにいる時は、毛布がないと寒い。全館空調で家中は快適ですが、吹き抜けのあるリビングは、冷っとした空気が足元を漂います。暖房対策がない状態での吹き抜けは相当寒いと思います。吹き抜けを採用するなら床暖は必須ですね!!
全館空調があっても、床暖房があっていいと思います!
④将来的な不安
吹き抜けの天井。
あの電気切れたらどうしよう・・。
吹き抜けのシーリングファン
あそこ掃除しないと・・・
吹き抜け窓・・
どうやって窓ガラスきれいにすんだ?
なんとかなるだろう精神で、挑んだ吹き抜け。(笑)吹き抜けの後悔数えだしたら、きりないな~。
|吹き抜けの成功編
吹き抜けは後悔するだろうとわかっていても、それでも吹き抜けを作ってしまうその心・・・やっぱり解放感と、おしゃれ感。モデルハウスのほとんどが吹き抜けだし・・。注文住宅建てたぞ~って感じになるし。
そ。見た目のインパクトは吹き抜けは絶大。家に入った瞬間に「お~~」ってなるのが吹き抜けなんですよね~。
吹き抜けは、無駄だし、コストかかるし、使い勝手が悪いし、後悔する事が多いんだけど、それを超える解放感という魅力がね・・
でも・・
我が家見た目だけじゃない、吹き抜けの実用性の高い成功ポイントを発見しました!
見つけた吹き抜けのメリットはこちら。
あ~あ。吹き抜け台無し。(笑)でも背に腹は代えられない!吹き抜けは洗濯物がよく乾く!!!
シーツの大物を3,4枚洗っても、吹き抜けに干すだけで、半日もしないでシーツが乾くという、まさかの嬉しい事態。吹き抜け2か所だけに、洗濯の干す場所には困りません。
子供が多い家庭は吹き抜けのメリットになるはず?
いろいろ考えたけど、見た目の良さ以外に、洗濯物がよく乾くというメリットしか見つからなかったくらい、吹き抜けってデメリットのほうが多いのか・・・
|で・・結局あんた吹き抜けの家でよかったの?
ブログをここまで読んでいただきましたが、吹き抜けの、後悔多くないですか?と思われたはず。でももし家を建てることがあるなら、今度は玄関を吹き抜けにしようかな~。
・・・と思ってしまった。
ちょっと寒いけど、音が響いてテレビ見づらいけど、維持費かかるけど、掃除どうするか決まってないけど、いい家だな~と自己満足できる家に住みたーーーーい!!
吹き抜け2か所はやりすぎたかな?と後悔する時もあるけど、吹き抜け部分のデザインは、見るたびにニヤニヤできます。吹き抜けは後悔やデメリットばかりだけど、それを上回る満足感があるってことかな~と。
吹き抜けは実用性がないけど、新築はやっぱり夢!吹き抜けを採用したいと思っているなら、私的にはやはり吹き抜けはお勧めです。
でも・・吹き抜けにするなら床暖房は絶対採用をお勧めします!
以上、我が家の吹き抜け事情と後悔ポイントのご紹介でした。
コメント
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20年前に同じようにリビングダイニングを吹き抜けにして、今、暑さ、寒さで大変困っています。
20年前の動力のエアコンも、後悔の1つで、今は電力で省エネのエアコンに替えた方がいいのでは、と思ってネットでこのブログを発見同じ悩みだなぁと読ませていただきました。
コメントありがとうございます。
建てる前に、吹き抜けのデメリットは理解していたつもりですが、実際建つとイメージとは違いますね。
吹き抜け素敵なんですけどね・・。
北海道で無謀にも吹き抜け、ただし4.5畳サイズとトリプルサッシ外断熱で挑みましたが…
我が家はつけませんでしたが、床暖房もしくは吹き抜け部分の窓下位置のヒーターはあった方が良いですね
犬が寒そうです
単純に縦に長いから暖気が上に行ってしまうんですよね
でも素敵なのも同意です、小さいのに来客はオオーという感じで見上げます
コメントいただきありがとうございます。
我が家も犬がいますが、毛布にくるまってます・・。(笑)
床暖房の変わりといってはなんですが、ホットカーペットを入れたら随分暖かくなりました!